Q&A with

SEMITRANSPARENT DESIGN

Metamosphereの櫻井優樹(AD+D担当)とundefinedのむらけん(TD+FL担当)の合作。プランニングは、2人でキャッチボールしながらこつこつと。深夜のファーストフード店のオープンテラスが主な打ち合わせ場所。〆は大体、天下一品。

http://www.Metamosphere.com/
http://www.undefinedco.jp/

制作された作品を作っていく上でどういったアイディアの経緯がありましたか?

視覚的な部分から旅を探したいという考えからはじまりました。その中で一番始めに出た視覚的要素は旅の写真でしたが、
載っている写真の色が旅を表現できているのか?答えは否でした。二人で何度もディスカッションを重ね、導きだした回答は言葉から色への変換でした。旅の特性を表す言葉(例えば、トマト→赤)を一つの色にたくさん紐付けることにより、少しずつ色から旅への輪郭が見えてきました。
(Metamosphere/櫻井)

目的のはっきりしている方はAB-ROADのサイトを見ればよいので、それとは対象的な曖昧な気持ちでなんとなく見て、ツアーまで着地できればよいなと考えました。色から旅というアイデアに落ちた後、それを実現するためにどういうプロセスがいいかということを考えました。
(undefined/村山)

最終的な作品のコンセプトについて教えてください。

記憶に強く刻まれた景色の色は、すなわち旅そのものだと思いました。そして同じ色を持つ旅は、近いプラン特性を持ち、色から体験したい旅を見つける事が出来るのではないだろうか?という実験からこの作品は生まれました。
(Metamosphere/櫻井)

色から旅。という一見何も関係なさそうな展開。だからこそ何気なく参加すると新しい発見があったりして。そういう「おっ?」みたいのが体験できるといいなぁと思います。
(undefined/村山)

今回の作品のポイントとなる部分、また気をつけた点はどういったところでしょうか。

色と旅の紐付け意外だと、いかに能動的なインターフェースを構築できるか?でした。色を混ぜてみたいと思わせれるデザインとインタラクション。サイト全体のリズミカルな空気感。そしてサウンド。やはり、旅のプランを考えている時は楽しくありたいですから。
(Metamosphere/櫻井)

色とツアーの関連付けですね。当初ツアーの写真の色を検知して出そうと思ったのですが、レスポンスと精度の問題から却下。結果的には、色が明確なキーワードをこちらで作り、本文検索をしてツアーを絞ることをしました。

(undefined/村山)

フォントやインタラクションなどデザイン部分での工夫やこだわりなどあれば教えてください。

やはり色が一番主役になるような、デザインを全体的に心がけています。スクリプト書体などは今回のイメージに合うように、
ベクターで骨格から肉の調整をしたり地味な作業を繰り返しています。世界144カ国のアウトラインデータを制作したのですが、ツアー数上なかなか検索に上がってこない国があります。セルビアモンテネグロやホンジュラスの地図が日の目をあびるとうれしいです。僕が。むらけんくんもひたすら色玉のちぎれ具合の計算を夜な夜なしていました(笑)。
(Metamosphere/櫻井)

 

単純に色が用意されていて、それを選ぶとすると、ちょっとあっさりしすぎているということで、色を混ぜるインタラクションを冒頭に入れました。これによって、自分が何色を作ったかという記憶をしっかり持ってツアー一覧を見ることになるのですが、そのインタラクションが気持ち悪いとテンション下がるので、そこの気持ちよさには気をつけました。
(undefined/村山)

DesignShowcaseに参加されてどうでしたか。(面白かった点、難しかった点、他の作品への印象など)

面白かった点も、難しかった点も、自由演技という点でした。僕ら提供するコミュニケーションってなになのか?をずっと考えていた気がします。どなたかColor your trip !で旅に出て実証してください。結果、違った色でも弊社は一切責任を持てませんが(笑)。でも、そんなハプニングがあるからこそ、旅はいつも新鮮で面白いものです。早く僕も旅に出たいです。お願いします(謎)最後に、今回このような素晴らしい機会を与えてくださった、MTLの鈴木さんとGRANDBASEの栗田さんに心より感謝します!ありがとうございました:)
(Metamosphere/櫻井)

 

1つのテーマに対し、数組のメンバーがそれぞれ企画し、モノを作る。このある種友好的(笑)プレゼン的なことって普通ないことなので面白かったですね。他はどういうの作ってくるんだろう?という感じで。マッシュアップについては、なかなか本サイトの利便性を超えることは難しいので、利便性とは違う視点から見ないといけない。且つ、一度来たらもういいやと思わせないというのは非常に難しいことだと思います。今回は非常に貴重な機会を頂き、本当にありがとうございました!
(undefined/村山)